何も悩みがない。
そう思える日がいつ来るんだろうと待ちわびて待ちわびて待ちきれなかった。
悩みがない日々はきっと、最高の気分だろう......と。
いつも私の頭は何かについて考え悩み苦しんでいた。
苦しむことに慣れていたのかもしれない。
でもね、ふと「あれ、今わたし、何にも悩んでない」そう思えた時、
「いいんだよね?」って不安になった。
あんなに待ちわびていたことなのに、気分は最高でも最低でもなく、
椅子に座って一点をぼーっと見つめたくなるようなそんな感じの気分だった。
頭の中はこんなにおしゃべりでうるさいのに、言葉で発したくなかった。
とても無口な一日だった。
ロンドンにはたくさんの人がいます。本当にたくさんの人がいます。
外を歩けば人々の声がいろんな声といろんな言語で飛び交っています。
無口な自分と照らし合わせ、無口な自分を少し好きになった日でした。
PERFECT DAYSという映画を見に行きました。
平山さんも無口な人でした。
表情が素敵でした。
大切な人のためなら言葉を惜しまない平山さん、かっこよかった~。